「モデルY Lが来る」マスクの否定発言を覆す目撃情報、北米発売は2026年末より早まるか

引用:X@SawyerMerritt
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テスラがホイールベースを延長し、6人乗り仕様とした「モデルY L」のテストカーが、サンフランシスコ・ベイエリアの公道で目撃された。北米市場への投入に向けた準備が本格化しているとみられる。

カリフォルニア公道でテストカーを目撃

23日(現地時間)、電気自動車関連メディアのElectrekによると、シリコンバレー近郊のインターステート280号線で、通常モデルよりも車体が長い「モデルY L」のプロトタイプが確認された。このルートはテスラのパロアルト本社やフリーモント工場に近接しており、同社が新型車の走行テストに頻繁に使用する区間である。先月にはギガファクトリー・テキサスでもカモフラージュされた車体が目撃されており、北米での発売が迫っている可能性を裏付ける有力な証拠といえる。

モデルY Lは、2025年8月に中国市場で先行発売されたモデルである。標準モデルと比較してホイールベースが150mm、全長が180mm延長されており、2-2-2形式の6人乗り独立シートを採用している。従来のモデルYでは成人の乗車が困難だった3列目空間を実質的に改善しており、中国市場ではモデルY全体の販売量の約3分の1を占めるほどの人気を博している。なお、すでにオーストラリア、東南アジア、欧州での型式認証も完了済みである。

マスクCEOの否定発言と北米市場の現実

今回の目撃事実は、テスラのイーロン・マスクCEOによる過去の発言を覆す動きとして注目される。マスク氏はモデルY Lの発表当時、自動運転技術の進展を理由に「6人乗りモデルは不要になる可能性がある」と述べ、北米投入に対しては慎重な姿勢を示していた。

しかし、今年末には既存のモデルSおよびモデルXの生産終了が予定されており、多人数乗車を求める北米市場において、モデルY Lは重要な代替車種となる。特に大型車を好む北米のファミリー層にとって、本モデルは他メーカーの3列電動SUVと競合する強力な切り札となる見通しだ。

2026年末より早まる可能性、専門家の見方

Electrekは、カリフォルニアでの道路テスト開始を踏まえ、当初予想されていた2026年末よりも発売時期が前倒しされる可能性が高いと分析している。業界内では、早ければ今年末から北米での注文受付が開始され、発売価格は5万1,000ドルから5万3,000ドル前後になると予測されている。

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