
【引用:BYD】中国のBYDは14日、河南省鄭州市に自社2つ目となる専用サーキットを一般公開した。全長1,758mのレーシングトラックをはじめ、砂漠の斜面区間、水を満たしたプール区間、スラローム、スマートパーキング、ムーステスト路など、多彩な走行体験が可能な施設を整備している。

【引用:BYD】BYDはこの施設を通じて一般ユーザーが自動車文化に触れ、運転の楽しさを味わえるようにすることを狙う。利用料金は約83ドル(約1万2,200円)で、約1時間の走行体験が可能。純電気自動車だけでなく、内燃機関を併用するPHEVまで同社の幅広いモデルを試すことができる。

【引用:BYD】施設の目玉はギネス級の屋内砂丘と70mの自動車用プールで、仰望U8を使った「緊急浮遊」体験も行える。そのほか、直径44mの円形トラックでの低摩擦ドリフトや、3万個のレンガを敷き詰めた悪路走行など多彩なプログラムを用意。レーストラックには550mのストレートと9つのコーナーが設定され、本格的なスポーツ走行も楽しめる。

【引用:BYD】BYDは合計27のシナリオを組み合わせた走行体験を提供すると説明し、中国国内でさらに2つのサーキットを追加建設する計画も明かした。今後は規模を拡大し、例えば紹興に建設予定のオフロード施設は総面積90万㎡に達するとされ、自動車文化を広げる巨大なプロジェクトとして注目を集めている。