「911より42年早い最速100万台」…マカンがポルシェ電動化の主役に座り、ICE終幕カウントダウン開始

【引用:ポルシェ】ポルシェ・マカンが発売から12年で世界累計生産100万台を突破した。ポルシェ75年の歴史で3番目の記録であり、最速到達でもある。100万台目の個体は電気自動車モデル「マカン 4 エレクトリック」で、ブランドの電動化シフトを象徴する存在になった。

【引用:ポルシェ】ポルシェはドイツ・ライプツィヒ工場で100万台目を生産したと明かした。量産開始は2013年、顧客への本格納車は2014年で、たった12年で大台を超えた計算になる。伝説的な911が100万台に達するまで54年を費やしたことを考えると、マカンのスピードは異例だ。ボディカラーはフローズンブルーメタリックが選ばれ、節目にふさわしい仕様となった。

【引用:ポルシェ】マカンはポルシェ初のコンパクトSUVとして登場し、当初はカイエンの「弟分」と見られたが、大衆性と高級感の両立で急速に主力へと成長した。2025年上半期の世界販売14万6,391台のうち、4万5,137台がマカンで、ブランドの土台を支えるモデルとして位置付けられている。ポルシェ関係者も「多様な顧客ニーズに応え、ブランド基盤を広げる重要なモデル」と強調している。

【引用:ポルシェ】現在は第1世代の内燃機関モデルと第2世代のEVモデルを並行販売しており、2024年から本格稼働したEV生産が伸び、販売の約60%を電動モデルが占める状況だ。内燃機関版の生産終了時期は公式には示していないが、業界では2026年前後が終幕という見方が強まる。さらにポルシェはマカンに続くハイブリッドSUVの投入も示唆し、電動化時代のSUV市場で主導権を握る戦略を明確にしている。

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