「知らずに走り抜けると反則金の対象に」信号のない交差点の▽表示、その意味とは?

逆三角形表示 引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

信号のない交差点で、道路上に白く描かれた▽(逆三角形)表示を見たことがある人もいるだろう。何気ない表示に見えるが、意味を知らずに通過すると、事故だけでなく反則金の対象になる場合もある。この逆三角形表示の正体を知らないドライバーは少なくない。日本ではこの表示を巡りSNSでもさまざまな反応が出ており、正確な意味と優先道路の見分け方を整理した。

道路上の逆三角形表示は何を知らせているのか

道路に描かれた▽表示は、「前方の交差道路が優先道路であること」を示している。つまり、現在走っている道路ではなく、この先で交差する道路の方が優先道路だとドライバーに知らせる表示だ。信号のない交差点では、原則として優先道路を走る車両の通行が優先される。そのため、この逆三角形表示が自分の走る車線に描かれている場合は、交差道路を走る車両の進行を妨げてはならない。

知らずに進入すると事故や反則金の対象になることがある

この表示がある交差点に差しかかった場合、赤い「止まれ(一時停止)」の標識が併設されていなくても、前方の道路状況を必ず確認する必要がある。優先道路側から車両や自転車が来ている場合は、徐行または一時停止し、道を譲らなければならない。

優先道路を走る車両は「自分が優先だ」と考え、速度を保ったまま通過しようとすることが多い。そのため、逆三角形表示の意味を知らずに交差点へ進入すると、正面衝突や側面衝突などの重大事故につながる危険がある。実際に優先道路を走る車両の進行を妨げた場合、「優先道路通行車妨害等違反」に該当し、普通車では反則金7,000円と違反点数2点が科される可能性がある。

路面表示以外でも優先道路を見分けられる

優先道路かどうかを判断する基準は、路面表示だけではない。交差する2本の道路のうち、一方だけ中央線が途切れずに続いていたり、車両通行帯が設けられていたりする場合、その中央線や車両通行帯がある道路が優先道路となる。このほか、道路幅が明らかに広い側が優先される場合もあるため、標識だけでなく道路全体の形状や周囲の状況を合わせて確認することが重要だ。

この表示を巡っては、SNSでもさまざまな声が出ている。「横断歩道を知らせるダイヤモンドマークと形が似ていて、同じ意味だと思っていた」、「止まれの標識がないからといって、脇道から速度を落とさずに飛び出してくる車が多くて怖かった」といった危険な体験談がある一方、「聞いてみると自動車教習所で習った気がする」、「すっかり忘れていた」、「信号のない交差点でどちらが優先かいつも迷っていたが、この表示を探せばいいのか」といった反応も多い。

連休や行楽シーズンには、慣れない道を運転する機会が増える。道路が発する小さなサインを見落とさないことが重要だ。普段何気なく通り過ぎていたかもしれない▽表示の意味を改めて確認し、信号のない交差点では余裕を持って安全に運転したい。

あわせて読みたい

関連キーワード

コメントを残す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

モバイルバージョンを終了