レクサス「新型NX」を世界初公開!…大幅刷新されたボディに注目、発売時期はいつ?

レクサスは、ブランドのグローバル主力量産モデルであり、ミドルサイズのプレミアムSUV「NX」の大規模な一部改良(ビッグマイナーチェンジ)モデルを2026年9月1日に世界初公開した。2021年の2代目発売から6年目を迎えるタイミングで実施された今回の新型NXは、単なるデザイン改良にとどまらず、プラットフォームとボディ剛性の強化、最新の電動化パワートレインの導入、さらに内装の質感向上まで、全面的なアップグレードが施された。2014年の初登場以来、世界約90カ国で累計190万台以上を販売し、ブランドの成長をけん引してきたNXは、今回の大幅刷新を経て、2026年末から世界の主要市場と韓国市場に順次投入され、プレミアムSUV市場での地位を固める予定だ。

新型NXはレクサス特有のスポーティーなシルエットを維持しながら、ボディサイズを全長4,690mm、全幅1,865mm、全高1,660mmとした。従来モデルより全長を30mm延長し、より安定感のある堂々としたスタンスに仕上げた。フロントには、新しいメッシュパターンのグリルと一体化した独特なデザインのヘッドランプを採用。従来の複雑な複数光源のデザインから、すっきりとシャープな「横型2段ヘッドランプ」へ全面的に変更し、強烈な印象を与えている。サイドでは、クロームモールやサイドミラー周辺を落ち着いたブラックトーンに変更し、引き締まった印象を強調した。特にリアには、レクサスとして初めて「ダブルLシグネチャー(Double L-Signature)」のテールランプグラフィックと発光式「LEXUS」エンブレムを新たに採用し、夜間走行時に独自の存在感を放つ。新色の「ソニック・テルス」と「チタニウム・カーバイド・グレー」を含む、全9色のボディカラーが用意される。

水平基調のレイアウトで設計されたインテリアは、12.3インチのデジタルクラスターと14インチの大型マルチメディアディスプレイを完璧に調和させ、運転中の視線移動を最小限に抑えた。ステアリングホイールのデザインも改良され、新型セダン「ES」で採用された、ほのかに透過する「レスポンシブ・ヒドゥン・スイッチ」を搭載し、未来志向の先進的な雰囲気を高めた。上質感のある仕上げも目を引く。面発光と間接照明を組み合わせた室内ムードランプを備え、マークレビンソンのプレミアムオーディオをオプション装着した場合は、パンチング加工を施したメタル製スピーカーグリルの周囲を囲む専用照明も追加される。また、レクサスのデザイン哲学「Time」を表現した5種類のシグネチャーフレグランスを搭載。これらの香りとムードライティング、空調システム、音楽を一体的に制御する「センソリー・コンシェルジュ(Sensory Concierge)」システムも新たに導入し、プレミアムなカスタム室内空間を実現した。

引用:報道資料
引用:報道資料

走行性能の基礎となるシャシーとパワートレインも一段と進化した。ハイブリッド(HEV)ラインアップには、モーター、トランスアクスル、パワーコントロールユニット(PCU)を一体化した次世代e-Axleを採用し、インバーターには炭化ケイ素(SiC)素材を使用することで、駆動効率と燃費を同時に向上させた。プラグインハイブリッド(PHEV)の「NX450h+」には、出力を8%、容量を30%増加させた高密度の新型バッテリーを搭載し、電気自動車(EV)モードでの航続距離を大幅に伸ばすとともに、充電時間を短縮した。ボディ下部の構造剛性も改善されている。センタートンネル補強材と新たなフロアクロスメンバーを追加し、ボディフロアの剛性を25%向上させたほか、サスペンションタワー周辺を一体化することで構造剛性を30%高めた。これによりハンドリングの応答性を向上させ、路面から伝わる騒音や振動も大幅に低減した。さらに、可変ラックギア方式のステアリングと極低速域用バルブを採用したダンパーも装備し、最高水準の乗り心地を実現している。

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