「全車に同じ不具合!」トヨタがEV約2万1,000台をリコール、バッテリーECUが異常を誤判定し走行不能のおそれ

トヨタ EV リコール 引用:トヨタ自動車
引用:トヨタ自動車

トヨタ自動車は、バッテリー電子制御装置(ECU)のソフトウェア不具合による走行不能のおそれを受け、レクサスおよびスバルの各モデルを含む電気自動車(EV)計約2万1,000台のリコールを実施すると発表した。

リコール対象はe-TNGAモデル3車種、計約2万1,000台

25日、EVメディアのElectrekが伝えたところによると、今回の措置は、e-TNGAプラットフォームを共用する同系モデルを対象とするもので、オーナーには無償でソフトウェアアップデートを実施するとしている。

リコール対象はトヨタbZ4Xが1万1,495台、スバル ソルテラが4,757台、レクサスRZが4,739台の計2万991台。米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に提出された文書によると、駆動用バッテリーコンピュータの制御プログラムに不具合があり、特定の条件下でバッテリー制御状態を正しく認識できず異常と誤判定することで、警告灯が点灯するとともにシステムが停止し、走行不能となるおそれがあるという。調査の結果、対象車両の100%が同じ不具合を有することが確認されており、同社の他のEVモデルは装備構成やソフトウェアが異なるため対象に含まれていない。

対応はソフトウェア無償アップデート、8月3日から通知開始

今回のリコールは、好調な販売が続く中での発表となった。2026年モデルへの切り替え以降、航続距離の延長とNACS充電ポートの標準装備を背景に、2026年第1四半期(1〜3月)の米国EV販売台数でテスラに次いで3位となるなど、現地市場での存在感を高めていた矢先の出来事となった。なお、6月19日には国内でも同モデル4,808台を対象とする措置が先行して実施されていた。

指定販売店を訪れたオーナーは、関連モジュールのソフトウェアアップデートを無償で受けられる。正式通知は8月3日から順次発送される予定としており、電話またはオンラインで問い合わせに応じるとしている。

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