「充電していないのに燃えた」日産リーフ2026年モデルが緊急リコール、バッテリー欠陥の深刻度

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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日産リーフ2026年モデルをリコール、エンビジョンAESC製バッテリーに火災リスク

日産自動車の北米法人は、2026年モデルのEV「リーフ」について、火災の恐れがあるとしてリコール(是正措置)を届け出た。車載電池サプライヤーであるエンビジョンAESC製のバッテリーにおいて、製造上の重大な欠陥が特定されたことに伴う措置だ。

対象は51台、発端は米国・日本で起きた2件の火災事故

米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が12日に公開した資料によれば、対象は2025年7月から11月の期間に製造された51台に限定されている。リコールの引き金となったのは、今年2月と3月に米国および日本国内で発生した2件の火災事故である。駐車場や展示スペースに停車中だった車両が、電源オフかつ非充電の状態であったにもかかわらず出火しており、極めて深刻な事態として調査が進められていた。

原因はバッテリーセル内部の物理的損傷

NHTSAは事故の直接的な原因を「バッテリーセル内の物理的損傷」と断定した。正極材が製造工程で損壊したことにより、セル内部でショート(内部短絡)が発生。熱暴走を経て火災を引き起こしたと分析している。不具合が発生したバッテリーは、エンビジョンAESC(旧オートモーティブ・エナジー・サプライ)が製造したものだ。

4月17日より通知開始、修理完了まで充電停止と隔離駐車を要請

日産は4月17日より対象オーナーへの通知を開始し、バッテリーモジュールの無償交換を順次進める。損傷が激しい場合にはバッテリー全体の交換も視野に入れているという。なお、日産は二次被害を防ぐため、修理完了までは車両の充電を一切行わず、建物から離れた場所での隔離駐車を行うよう、オーナーに対し異例の注意喚起を行っている。

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