「日米合意が生んだ抜け道」ホンダ、北米仕様2モデルを今年下半期に日本投入

引用:ニューシス
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ホンダは5日、今年下半期から北米で生産した車両を逆輸入して販売すると発表した。大型スポーツタイプ多目的車(SUV)「パスポート・トレイルスポーツ」と、高級車ブランド「アキュラ」の「インテグラ」の計2モデルが対象となる。両モデルとも北米仕様の左ハンドル車をそのまま導入する計画だ。

「アキュラ」ブランドの車両が国内に投入されるのは今回が初めてとなる。「インテグラ」は4人乗りセダンで、高性能スポーツモデルの「タイプS」が導入される。米オハイオ州で生産され、車体サイズは全長4,725ミリ、全幅1,900ミリ、全高1,407ミリだ。

未舗装路の走行性能を高めた「パスポート」は5人乗りSUVで、上位グレードの「トレイルスポーツ・エリート」が販売される。米アラバマ州で生産され、3.5リットルエンジンを搭載している。全長4,864ミリ、全幅2,017ミリ、全高1,857ミリとなっている。

昨年、日米間の合意により、北米生産車両を輸入する際の手続きを簡素化する内容が盛り込まれた。通常の輸入車に対しては書類提出のほかに追加の安全性認証手続きが必要だが、国土交通省は北米生産車に対し、書類審査のみを適用する特例制度を今年2月に導入している。

ホンダはこうした環境整備を受け、高付加価値車両を中心に輸入を拡大させ、販売店での選択肢を増やす方針だ。

一方、ホンダはこの日、新型電気自動車(EV)「インサイト」を今年の春に発売すると発表した。中国のEV専用ブランドのモデルをベースに、国内仕様に合わせて導入する。ホンダが中国生産のEVを輸入し、国内で販売するのは初めての試みとなる。

ホンダは1999年に初代「インサイト」を発売したが、3代目モデルの生産を2022年に終了していた。今回の新型モデルは、約4年ぶりにEVとして復活することになる。

中国では現地の自動車メーカーとの合弁会社が生産と販売を担当してきた。今回の日本への輸出には、現地工場の稼働率を高める目的もあると「日本経済新聞」は伝えている。

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