
【引用:日産】日産のフラッグシップミニバン「エルグランド」が、4世代目となるフルモデルチェンジを通じて再び市場に姿を現す。1997年の初代モデル以来、同車は日本における高級ミニバンというカテゴリーを切り開いた存在として知られてきた。今回の新型モデルでは、ブランドの電動化戦略と最新デザイン言語を融合させることで、プレミアムミニバンとしての位置付けを改めて強化する狙いが示されている。

【引用:日産】新型エルグランドの外観は、日産が掲げる「日本的未来主義」のデザイン思想を基盤としている。フロントグリルには日本の伝統工芸である組子から着想を得たパターンを採用し、発光シグネチャーと一体化した造形によって視覚的な存在感を高めた。ボディカラーには「FUJI DAWN」や「至極」といった専用色が設定され、ブランドの高級イメージを強調する構成となっている。

【引用:日産】室内空間では、従来のミニバンの枠を超えたラウンジ志向の設計が採用された。2列目には日産独自のゼログラビティシートを配置し、長距離移動時の身体負担を軽減する構造としている。また、14.3インチのデュアル統合ディスプレイを中心にインフォテインメント環境を再構成し、BOSE製22スピーカーによるオーディオシステムと組み合わせることで、乗員の快適性とエンターテインメント性の両立を図った。

【引用:日産】内装デザインには、組子パターンをドアトリムやシート装飾に取り入れ、日本的意匠と高級素材を組み合わせた空間演出が特徴となる。さらにウッドグレインアクセントを随所に配置することで、視覚的な温かみと質感を強調した。ミニバンとしての実用性を維持しながら、プレミアムセグメントに求められる室内の質感を高めることが今回の設計の主眼とされている。

【引用:日産】パワートレインには第3世代のe-POWERハイブリッドシステムが搭載される。エンジンは発電専用として機能し、モーター駆動による滑らかな加速特性と静粛性を実現する。また、日産の電動四輪駆動システムである最新のe-4ORCEが採用され、路面状況に応じて前後トルク配分を制御することで安定した走行性能を確保する。

【引用:日産】e-4ORCEは加速時や減速時の車体姿勢を緻密に制御することが特徴で、乗員が感じる前後の揺れを抑制する効果がある。これにより長距離移動時の快適性向上とともに、ミニバン特有の車体挙動を抑えた安定した乗り味を実現する。さらに高速走行時の直進安定性やコーナリング時の車体制御にも寄与する構成となっている。

【引用:日産】先進運転支援ではプロパイロット2.0が搭載される。高速道路におけるハンズオフ運転支援に対応し、渋滞時には時速50km以下の条件下でステアリング操作を伴わない走行をサポートする。2026年夏の国内発売が予定されている新型エルグランドは、電動化技術とプレミアム空間を融合した次世代ミニバンとして市場投入される見通しだ。