
【引用:Autoblog】アウディはフラッグシップSUVとなるQ9を前面に押し出し、メルセデス・ベンツGLSおよびBMW X7が主導してきたフルサイズ・ラグジュアリーSUV市場に正面から挑む構えを見せている。長年噂の域にとどまっていたQ9は、量産を前提とした最終開発段階に入ったことが確認され、北米市場を最重要ターゲットとする戦略モデルと位置づけられている。販売減少とブランド存在感の低下という課題を抱える中、Q9はアウディのラインアップ上位を再構築する中核モデルになる可能性が高い。

【引用:Autoblog】これまでカモフラージュを施したテスト車両のみが目撃されてきたQ9だが、最近になって一部ディーラーおよびVIP顧客向けに非公開プレビューが開始されたと報じられている。この場にはアウディ全国ディーラー組織の要職者に加え、氏名非公開の著名人も含まれていたという。こうした動きの背景には、2025年の米国市場において販売台数が前年比約16パーセント減少したという危機感があり、高収益が見込める大型ラグジュアリーSUVの投入によって収益性とブランド価値の同時回復を狙う意図が読み取れる。

【引用:Autoblog】デザインは最新のアウディ・デザイン言語を反映し、従来のQ7が持つ重厚感よりも、よりスリムで洗練されたシルエットへと進化する見通しだ。室内は2列目にキャプテンシートを配した6人乗り構成が主軸となり、車体サイズ拡大によって3列目の居住性が大幅に改善されるとされる。これによりシボレー タホやサバーバンといった北米フルサイズSUVを検討していた層の取り込みも期待されており、ウォークスルー構造や7人乗り仕様の追加可能性も指摘されている。

【引用:Autoblog】プラットフォームにはアウディ最新のPPCアーキテクチャが採用され、内燃機関に加えマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなど多様な電動化パワートレインに対応する。ラインアップは標準モデルを起点にSおよびRSの高性能仕様が展開され、最上位にはメルセデス・マイバッハGLSを意識したホルヒバッジの超高級モデルが用意される見込みだ。価格帯は欧州基準で最上位が約3000万円規模に達すると予想されており、Q9のワールドプレミアは2026年上半期に中国で開催されるモーターショーが有力視されている。