フォード、EV拡大を止めハイブリッド集中へ、鍵はBYDバッテリー

【引用:フォード、BYD】フォードは、ハイブリッド車向けバッテリーの安定調達を目的に、BYDとの協力可能性を検討している。電気自動車事業の投資規模を調整する一方で、ハイブリッドおよびPHEVのラインアップ拡充を進める戦略の一環と位置付けられており、生産効率とコスト競争力の両立が主な論点となっている。協議は初期段階にあり、具体的な契約条件や供給量については流動的だ。

【引用:フォード】検討されているのは、米国外の生産拠点で製造されるハイブリッドおよび航続距離延長型PHEVへのバッテリー搭載である。フォードはハイブリッド比率を高める過程で複数の供給元確保を課題としており、地域分散型の調達体制を構築することで地政学リスクや物流コストの低減を図る狙いがある。米国内生産に直接依存しない点も、現行の政策環境を踏まえた現実的な選択といえる。

【引用:フォード、BYD】BYDはハイブリッド専用バッテリー分野で大規模な量産実績を持ち、中国国内を基盤としながら東南アジア、欧州、ブラジルへと生産拠点を拡大してきた。現在、米国では商用車向けを中心に限定的な生産体制にとどまるが、グローバル供給網の柔軟性とコスト優位性は依然として高い。フォードとの協議は、こうした国際展開力を乗用車分野へ広げる足掛かりともなり得る。

【引用:フォード】フォードは電気自動車需要の減速を受け、電動化戦略を段階的に修正している。2030年までにハイブリッド、PHEV、BEVを合わせて販売の半数を占める構成を目標とし、過渡期技術としてのハイブリッドを重視する方針だ。中国市場では既にBYD製バッテリーの使用実績があり、さらに米ミシガン州ではCATLの技術を活用したLFPバッテリー生産も計画している。複線的な技術選択が、同社の電動化戦略の現実路線を示している。

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