
【引用:微博@SugarDesign】アウディが中国市場で新型大型電動SUVの開発を進めている。現地ではすでに「E5スポーツバック」が発表されており、今回の新モデルはその第2弾として投入される予定だ。現地電動化専用ブランド「Audi」が手がけるこのSUVは、従来のスタイルを継承しつつも、最先端の電動技術を導入する戦略的モデルと位置づけられている。

【引用:微博@SugarDesign】現地メディアによると、この新型電動SUVは上海汽車(SAIC)と共同で開発が進められており、発売は来年を目指しているという。プラットフォームには「アドバンスド・デジタル・プラットフォーム(ADP)」を採用し、800Vの高電圧システムを搭載。これにより、高速充電性能とエネルギー効率の最適化を実現する見込みだ。

【引用:微博@SugarDesign】公道でテスト中の車両もすでに確認されており、カモフラージュ越しにもE5との共通点が見て取れる。やや大型のボディに高めの全高を備え、ライトバーやフロント照明のレイアウトはE5スポーツバックと酷似している。ルーフ上にはLiDARセンサーを装備し、ドアハンドルはボディに埋め込み式。さらにサイドミラーの代わりにカメラシステムを採用するなど、最新EVらしい未来的なデザインを採っている。

【引用:微博@SugarDesign】パワートレインはE5と多くを共有する構成になるとみられる。ベースグレードには76kWhバッテリーと後輪駆動モーターを搭載し、最大出力は295馬力。上位仕様には100kWhバッテリー+後輪駆動で402馬力、83kWh仕様の四輪駆動で518馬力、さらに最上位グレードでは100kWhバッテリーとデュアルモーターにより776馬力を発生させる見通しだ。アウディはこの新型SUVを皮切りに、2027年までに第3の電動化モデルを投入する計画で、中国市場での電動戦略を一層強化する考えを示している。