「日産、追浜工場を2027年閉鎖」…苦渋の決断は“未来を築くための選択”だった

引用:日産
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日産自動車は15日(現地時間)、神奈川県横須賀市にある追浜工場を2027年に閉鎖すると発表した。追浜地区の研究センターや衝突試験場など他施設は通常どおり稼働を続ける。

追浜工場は1961年の操業開始以来、累計1,780万台以上を生産してきた。現在はノートやノートオーラを手がけており、かつてはリーフ、キューブ、マーチなどコンパクトカーの主力拠点だった。

自動車生産機能は福岡県の九州工場へ統合される予定で、追浜工場の跡地活用については検討中とされる。今回の閉鎖により、約2,400人の従業員が影響を受ける見通しだ。

引用:日産
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日産のCEO、イヴァン・エスピノーサ氏は「困難な決断だが、将来を築くための重要な一歩だ」と語った。

この措置は経営再建プラン「Re:Nissan」の一環であり、同社はすでに世界生産能力(中国除く)を350万台から250万台へ縮小し、車両プラットフォームを13から7へ削減、従業員2万人の削減を発表している。

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