
幼い子どもがいつどのような行動をするかを予測するのは難しく、車で移動する際は保護者のより一層の注意が欠かせない。特に1人で運転しながら子どもを乗せる場合、走行中に後部座席の様子を確認するのは難しいため、事前の備えが重要となる。子どもと一緒に移動する際に押さえておきたい安全知識を3つ紹介する。

最も基本となるのは、子どもの体に合ったチャイルドシートを使うことだ。新生児に4~5歳児用のシートを使うと衝突時に体を適切に固定できず危険であり、逆に体の大きな子どもに小さなシートを使うとベルトを締めること自体が難しくなる。設置は助手席より後部座席が望ましく、1歳未満の乳児は後ろ向き、1歳を過ぎたら前向きに変えてよい。

12歳以下の子どもは基本的に後部座席に座る方が安全だ。ただし後部座席でもシートベルトを締めなければ、助手席に座った場合よりも大きな被害を受ける可能性がある。座席の位置よりもシートベルトの着用を優先しなければならない。非常に寒い冬でなければ、後部座席の窓を少し開けておくことも不測の事態を減らす一つの方法となる。

何よりも重要なのは、子どもだけを車内に残して車を離れないことだ。実際に、エアコンをつけたまま短時間買い物に出た間にエアコンが止まり、車内温度が急上昇して子どもが亡くなった事故があった。子どもの体温は大人よりも3~5倍速く上昇するため、短時間でも命に関わる可能性がある。わずかな時間であっても子どもだけを車内に残さないことを徹底したい。