梅雨の運転で”視界が失われる”前に…”ヘッドライトのにじみ”まで消えるスイッチとは

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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梅雨時の運転で視界の確保が重要になる

梅雨時の運転では、雨による路面の滑りだけでなく、フロントガラスやドアミラー、リアガラスが曇ることによる視界不良も無視できないリスクとなる。

雨量が多くなると、ワイパーを動かしていても周囲の車両がはっきり見えないことがある。特に車線変更が必要な場面で、ドアミラーに水滴が付いていると隣の車線の車を見落とす可能性がある。リアガラスに曇りが生じると、後方視界も大きく低下する。

こうした状況で、窓を開けてドアミラーを手で拭こうとするドライバーも少なくない。しかし、走行中に手を伸ばして拭くのは危険な行為だ。梅雨時は、適切なスイッチ操作一つで視界確保がはるかに容易になる。

そのスイッチが、リアデフォッガースイッチだ。

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リアデフォッガースイッチの役割

エアコンパネル周辺に、四角い窓の形に矢印が描かれたスイッチがある。これがリアデフォッガースイッチだ。一般にリアデフォッガー(リアウインドウデフォッガー)と呼ばれている。

このスイッチをリアガラスの曇り取り専用と認識しているドライバーも多い。しかし、一部の車両ではこのスイッチを操作するとドアミラーヒーターも同時に作動する。

つまり、リアガラスだけでなく、ドアミラーに付いた湿気や水滴を除去するのにも役立つ機能だ。この機能を知らないと、梅雨時にドアミラーが曇った際に手で拭こうとしたり、そのままの状態で走行したりするケースがある。ヒーターを装備している車両であれば、スイッチ一つでミラー面が加熱され、湿気や水分が徐々に除去される。

特に夜間の雨道では効果が大きい。後続車のヘッドライトが水滴ににじんで見える現象も軽減できるからだ。

ドアミラーの水滴除去に意外と効果的

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梅雨時はドアミラーがすぐに曇りやすくなる。雨粒が直接当たるだけでなく、湿気の付着でミラー面が曇ることも多い。この状態での車線変更は非常に危険だ。

隣の車線が空いていると判断しても、実際には車両や二輪車が死角に存在するケースがある。特に高速道路では、わずかな確認ミスが重大な事故につながりかねない。

リアデフォッガースイッチと連動するドアミラーヒーターは、こうした状況で有効だ。スイッチを入れるとミラー内部のヒーターが作動し、鏡面の温度が上昇する。湿気が乾き、水滴も徐々に除去される。

ただし、効果はすぐには現れない。通常は作動から数分後に徐々に視界が回復する。そのため、雨量の多い日には視界が悪化する前に、あらかじめスイッチを入れておくのが望ましい。

デフロスタースイッチとの混同に注意

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ここでドライバーが混同しがちなスイッチがある。デフロスタースイッチだ。

デフロスタースイッチは扇形の窓の形に矢印が描かれたアイコンで表示されることが多い。このスイッチはフロントガラスに向けて温風を送り込み、曇りを取り除く機能だ。一方、リアデフォッガースイッチは四角い窓の形のアイコンで表示される。

梅雨時にドアミラーとリアガラスが曇った場合は、四角いアイコンのスイッチを使用する。フロントガラスが曇っている場合はデフロスタースイッチを使用するのが正しい対応だ。このとき、エアコン(A/C)を同時にオンにすることで除湿効果が加わり、曇りが早く解消される。

ドアミラーの水分やリアガラスの曇りには、送風よりもヒーターのほうが効果的だ。フロントガラスには送風と除湿、リアガラスとドアミラーにはヒーターという使い分けが基本となる。スイッチのアイコンを正確に区別しておくことで、梅雨時の視界回復がスムーズになる。

すべての車両にドアミラーヒーターが装備されているわけではない

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リアデフォッガースイッチを操作しても、すべての車両でドアミラーが同時に加熱されるわけではない。車種やグレード、オプション設定によってドアミラーヒーターを装備しない車両もある。同じ車種でも、ベースグレードには設定がなく上位グレードにのみ装備される場合がある。

確認する方法は難しくない。車両の取扱説明書でアウトサイドミラーヒーター、ミラーヒーターなどの項目を確認するとよい。また、雨の日にスイッチを入れた数分後にドアミラー面の曇りが薄れているか観察する方法もある。ただし、走行中に手で触れて確認するのは危険だ。

ヒーター非装備車の場合は、撥水コーティング剤やミラー専用の撥水フィルムを活用する方法もある。装備しているにもかかわらず活用できていなければ、梅雨の時期に安全上のメリットを損なうことになる。スイッチ一つで車線変更時の安全性を大きく高めることができる。

雨天の出発前にスイッチの位置を確認しておこう

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梅雨時は出発前の視界確保が特に重要となる。フロントガラス・リアガラス・ドアミラーの状態をあらかじめチェックしておきたい。

フロントガラスに曇りが生じている場合はデフロスタースイッチとA/Cを併用する。リアガラスやドアミラーが曇っている場合はリアデフォッガースイッチを操作する。雨量の多い日には出発直後からあらかじめスイッチを入れておくのも有効だ。視界が完全に曇った後に作動させると、回復に時間がかかるためだ。

なお、ヒーターは消費電力が大きい機能のため、必要以上に長時間オンにしておく必要はない。多くの車両では一定時間が経つと自動的にオフになる。

ドライバーが覚えておくべきポイントはシンプルだ。四角い窓のアイコンがリアデフォッガースイッチ、扇形のアイコンがデフロスタースイッチだ。車両によってはドアミラーヒーターも同時に作動する。梅雨時の車線変更に不安を感じるなら、まずこのスイッチの位置を把握しておきたい。意外と活用されていない機能だが、雨天時の安全性を大きく高める重要なスイッチだ。

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