
レクサスが、同社初の純電気自動車(BEV)であるUX300eの生産を公式に終了した。現在、レクサスが販売している電気自動車はRZが唯一となっているが、間もなく新モデルが追加される予定だ。
3日(現地時間)、電気自動車専門メディア「Electrek」の報道によると、UX300eは2020年に欧州と中国で初めて発売され、2021年初頭には日本国内でも販売が開始された。しかし、北米市場にはハイブリッドモデルのUX300hのみが投入され、電気自動車モデルは発売されなかった。最近、レクサスは英国のウェブサイトからUX300eを削除しており、同社の広報担当者は同モデルが2025年末に販売終了となったことを明らかにした。
英国では2021年以降の累計販売台数が3,400台に届かず、競争激化のなかで市場シェアを失った形だ。UX300eは54.3kWhのバッテリーを搭載し、WLTP基準で186マイル(約299km)の走行が可能であったが、急速充電規格に旧式のCHAdeMO(チャデモ)を採用していた。ハイブリッドモデルのUX300hは引き続き販売されるが、電気自動車のラインアップは一時的にRZの一モデルのみとなる。
レクサスは今年末に、2026年モデルの電気自動車として新型ESを発売する予定だ。前輪駆動のES350eと四輪駆動のES500eで構成され、米国ではES350eが19インチホイール基準で300マイル(約482km)、ES500eは250マイル(約402km)の航続距離が見込まれている。欧州のWLTP基準では、ES350eが426マイル(約686km)、ES500eが379マイル(約610km)に達すると予想される。また、レクサスは航続距離を向上させた2026年モデルのRZも新たに投入する計画だ。
一方、トヨタは2026年までに4種類の電動SUVを北米市場に投入する方針を固めている。欧州ではbZ4XやC-HR+、アーバンクルーザーなど、電気自動車のラインアップをさらに拡充していく構えだ。