新型「ルークス」、先進機能と精悍なデザイン
室内拡大と快適性を高めたインテリア
充実した安全装備と160万円からの価格設定

日産自動車は22日、4代目となる新型ルークスを発表した。12.3インチの大型ディスプレイや3Dアラウンドビューモニターをはじめ、先進機能を多数搭載している点が特徴だ。2009年の初代以来、ボックス型ボディとスライドドアを武器に軽スーパーハイトワゴン市場で存在感を示してきたモデルが刷新された。
外観はフロントマスクをブラックで統一し、ヘッドライトとグリルには四角形のパターンを採用。シルバーの縁取りによって精悍な印象を与えている。サイドビューではランプから流れるキャラクターラインがドアハンドル付近でベルトラインと融合し、ツートンカラーの塗装も可能となった。ホイールは4種類の4本スポークデザインが設定されている。


一体感を強調したリアデザイン
デジタル化で進化したインテリア
リアは縦型ランプを採用し、内部グラフィックは四角形で統一。リアガラス周囲はブラックで処理され、一体感を強調した。下部はボディ同色仕上げとすることで落ち着いた雰囲気を演出している。
インテリアはデジタル化を強く推し進めた。メーターパネルとインフォテインメントを担う12.3インチディスプレイを横に連結配置し、操作性と視認性を高めている。ディスプレイ横にはトレイを備え、利便性を強化。下部には空調操作パネルとブーツタイプのシフトレバーを個別に配置した。

拡大した室内空間と高めた実用性
充実の安全装備と160万円からの価格
ホイールベースは先代比115mm延長され2315mmとなり、室内空間を拡大。2列目シートは最大320mmのスライドが可能で、1列目シート背面にはトレイを備えた。荷室容量は48L、荷室長は675mmを確保し、実用性も向上している。
安全面では3Dアラウンドビューモニターやフロントワイドビューカメラを搭載し死角を低減。後側方衝突警報や後退時衝突警報、インテリジェント後側方警報など運転支援機能も充実している。新型ルークスは23日から販売を開始し、価格は160万円から設定された。