
【引用:BMW】BMWグループは、プラグインハイブリッド車(PHEV)と純電気自動車(BEV)を含む電動化モデルの累計販売台数が300万台を突破したと発表した。8月27日にはドイツ・ミュンヘン工場で3シリーズのPHEVを顧客に引き渡し、この節目を迎えた。内訳では150万台以上がBEVであり、電動化モデルがBMWグループの製品戦略の中核に位置していることを示している。

【引用:BMW】販売台数は近年持続的に拡大しており、2025年上半期にはBMWグループ全体販売の25%以上を電動化モデルが占めた。特に欧州市場での存在感は大きく、同地域で販売されたBMWグループ車の40%以上が電動化モデルとなっている。なかでもPHEVの需要が高く、前年同期比で大幅な成長を記録した。

【引用:BMW】ブランド・販売担当副社長のヨヘン・ゴラー氏は「2025年上半期、BMWグループが販売した車両の4台に1台以上が電動化モデルだった」と述べ、「累計300万台の達成は、BMWの電動化モデルがグローバル製品ポートフォリオの中心に据えられている証だ」と強調した。今後も電動化を軸としたラインアップ拡充を継続する方針だ。

【引用:MINI】さらにBMWは充電インフラの拡充にも注力している。2023年に発表した中長期計画「チャージング・ネクスト」プロジェクトの下、すでに2,500基の充電器を設置済みで、年末までに3,000基体制を構築する計画だ。電動化モデルの拡販とインフラ整備を両輪とし、欧州をはじめとするグローバル市場でプレミアムEVブランドとしてのリーダーシップ強化を狙っている。