● 3シーリズの誕生50周年記念、国内専用スペシャルエディション発売
● 318i、320d、M340iセダン・ツーリングを含む…M340iは各5台ずつの超希少モデル
● 専用デザイン要素・高級内装材を採用…11月から納車開

BMWは3シリーズ誕生50周年を記念し、国内市場専用の限定モデル「3シリーズ50th Anniversary Special Limited Edition」を発表した。この特別仕様車は318i、320d、M340iのセダンとツーリングを含む全710台限定で生産となる。
3シリーズ、BMWの「黄金のアイコン」
1975年に初登場した3シリーズは、BMWのスポーツセダン哲学を体現する主力モデルで、世界中で2,000万台以上を販売。今回の特別仕様車は、国内で長年の人気とカスタマイズ需要を反映した企画。3シリーズの国内購入者の90%以上が「MANUFAKTUR」オプションを選択し、大半が3つ以上のカスタム仕様を追加するという。

専用デザインと限定仕様
全モデルに、シャドーラインヘッドライトサラウンド、ブラックのサイドミラーキャップ、Mスポーツブレーキキャリパー、専用ホイールなどを採用。特にM340iはカーボントリム、アルカンターラ素材を使用し、セダン5台、ツーリング5台のみの極めて希少なモデルとなる。
価格は318iが約698万円、M340iツーリングが1,124万円で、11月から顧客への納車が始まる。
BMWの今後の戦略
BMWは今回の限定モデルに加え、グローバル市場で電動化戦略と高性能モデルのラインナップを並行して進めている。オーストリアで「ノイエクラッセ」EVパワートレインを開発する一方、2027年までにハイブリッド、EV、内燃機関を含む18種類の新型車投入を予告した。