
サイバーキャブ量産フェーズ開始か──テスラが約60台のロボタクシーをギガ・テキサスで目撃される
テスラが、ドライバーレス専用のロボタクシー「サイバーキャブ(Cybercab)」の量産初期フェーズに入った模様だ。テスラ専門メディアのTeslaratiによると、8日(現地時間)、米テキサス州のギガファクトリー出荷エリアで、約60台のサイバーキャブが確認された。車両は2列に整列した状態で駐車されており、量産ラインが本格的に稼働し始めていることをうかがわせる。
量産車にステアリング装備──プロトタイプとの仕様差異が明らかに
ただし、今回確認された車両には、これまでに公開されていたプロトタイプとの差異も見られた。当初のモデルはペダルやステアリング(ハンドル)を持たない完全自動運転構造を前提としていたが、今回目撃された車両には、ホワイトのシートとともにステアリングが装備されていた。これは公道テスト用、あるいは現行規制への対応モデルである可能性が指摘されている。
マスクCEOの発言と量産目標──2026年4月の計画に変更なし
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はかねてより、最終的な市販モデルはステアリングなしで発売されると明言しており、2026年4月の量産開始目標を繰り返し強調してきた。また、生産初期は一般的な新車と同様に、スロープアップを経て段階的に増産していく方針を説明している。
ギガ・テキサスで週数百台規模の生産体制を構築へ
テスラは今後、ギガ・テキサスにおいて週数百台規模の生産能力を確保する計画で、現在はサイバーキャブに搭載される独自機能の最終的な検証プログラムが進行中だという。