「完全自動運転」が、踏切の遮断機を認識できなかった…テスラFSDの名前と現実の間にある深い溝

引用:X(旧Twitter)
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テスラの自動運転支援システム「FSD」が作動中の車両が鉄道踏切の遮断機に衝突し、そのまま線路へ進入する映像がオンラインで拡散している。テスラFSDの安全性をめぐる論争が、また再燃した。ドライブレコーダーの映像には、FSDモードで走行中のテスラが踏切に差しかかる様子が映っている。遮断機が降り始めても車両は減速せず、最初の遮断機をそのまま突き破った。

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運転者は危険を察知したようだが、ブレーキが間に合わず車両は線路上で一時停止する羽目に。その後、運転者が急いでアクセルを踏み込み、2本目の遮断機を突破して線路を脱出した。幸い、列車との衝突など二次的な事故は免れた。

この映像は、SNSユーザーのラウシ・リウ(Laushi Liu)が3月8日に投稿したことで拡散した。投稿には「今日、テスラFSDに殺されかけた」というコメントが添えられていたが、現在は削除されている。車両のハードウェア世代や使用ソフトウェアのバージョンなど、詳細は明らかになっていない。

引用:X(旧Twitter)
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映像の拡散とともに、「完全自動運転」を名乗るテスラFSDの安全性への疑問が改めて噴き出している。テスラの自動運転システムはカメラによる認識で周囲の道路環境を判断する設計だが、今回の事例では点滅する警告灯や物理的な遮断機といった比較的わかりやすい信号を正しく認識できなかったように見えると指摘されている。

もっとも、現在のテスラFSDはその名称に反して完全自動運転ではなく、SAEレベル2の運転支援システムに分類される。運転者は常に前方を注視し、必要に応じて即座に介入することが求められるレベルだ。映像でも運転者がブレーキを踏もうとした様子は確認できるが、最初の遮断機への衝突は避けられなかった。

引用:X(旧Twitter)
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なお、運転者が自らアクセルペダルを踏んで線路を脱出したのかどうかも、現時点では確認されていない。元の投稿が削除された以上、事件の全容が明らかになる可能性は低いだろう。

一方テスラは、自動運転システムに関してNHTSA(米国運輸省道路交通安全局)の調査を受けながらも、ロボタクシーネットワークの拡大に向けた動きを続けている。

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